2015 ジュニアキャンプ 胎金寺野営場(ご霊地)

ジュニアキャンプ
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活動報告

 猛暑が続く8月5日~8日、3泊4日の日程でご霊地・胎金寺野営場を舞台に、ジュニアキャンプを実施させていただいた。

 天地のお恵みの中で、この厳しい暑さをいただきながらの野営活動をすすめる事に、スタッフ全員が心しながらの始まりとなった。

 今年は戦後70年。今年の参加者には、便利で平和な日常を離れ、忘れてはならない4つの「和の心」を磨き、改めて今までの生活を見直し、世界真の平和実現に貢献できる生き方を進められる人になってほしいとの願いのもとに、全期間のテーマを『和の心で』とした。

また、日々のテーマを、第1日『平和』(腹を立てない 穏やかな心)、第2日『調和』(あいよかけよ とけあう心)、第3日『和風』(おかげさまで 日本の心)、第4日『我賀心』(和らぎ喜ぶ 信心の心)として活動を展開した。昨年参加してくれた10名を含め、全国から男子9名、女子9名の計18名の参加であった。

8月5日午前、受付開始。初参加の子は緊張した面持ちで、去年参加した子は、友達との再会を喜び合う中、本部広前に参拝し、金光様の御取次をいただいた後、キャンプが始まった。自己紹介を兼ねた昼食後、規律訓練で心を一つに、サンサンとする太陽のもと、野営場まで歩き、ついに野外活動のスタートだ。

天地自然に囲まれ、電気や水道のないサイトをそれぞれの班の家に作り上げていく設営が1日目のメインイベント。水分を摂ることを忘れるくらい、みんな夢中に取り組んだ。今年はほとんどの参加者がキャンプ経験者ということもあり、順調にサイトができていった。夜の活動はワイヤーを使ったフォトスタンドの作成。ワイヤーを思い思いの形に曲げていき、個性豊かなフォトスタンドが完成した。

キャンプ2日目、3日目はチャレンジコーナーを実施。竹を使って立ちかまどを作る「野営工作」、ダンボールを使った燻製とオーブン料理をする「野外調理」、ルアーを作り胎金寺池での「ルアーフィッシング」、聖ヶ丘野営場内での「追跡ハイク」の4コーナーに挑戦した。班員で協力し、一つずつクリアしていくにつれ、たくましくなる参加者。チームワークも向上し、全員が全てのコーナーを終了することができた。中学3年生の7名の参加者は、3年間で12コーナー全てを見事クリアし、スーパーパイオニア賞が授与された。

第3日目の夜は、待ちに待ったキャンプファイヤー。夜空に燃え上がる炎を囲み、それぞれ思い思いのソングやスタンツを発表し、笑顔があふれ、暑さも忘れるほどの楽しいひと時となった。

第4日目、最終日。お世話になった資材やテントにお礼を申しながら、4日間に渡るテーマ「和の心で」を名残惜しそうな思いを共に持ちながら、スムーズに撤営を行った。最後の感想発表では、「楽しかった」「来年も参加したい」との声が多くありスタッフもまた、成長したみんなに来年のキャンプで会いたいな、との思いで、参加者・スタッフ全員、無事に全日程を終えることができた。

 キャンプ実施にあたり、今年度も多くの方々の支えがあり、お祈り添えあってのことである。心より感謝申したい。ありがとうございました。

(報告・安武教子)

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