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活動報告
日程:8月1日~4日
場所:奥津渓谷(岡山県苫田郡)
人数:参加者15名、スタッフ7名
8月1日から4日にかけて、岡山県の北部に位置する鏡野町「のとろ原キャンプ場」を拠点にして年代別アドベンチャーキャンプが行われた。今回のテーマは「知ること」。第1日目「自分を知る」、第2日目「友を知る」、第3日目「自然を知る」、第4日目「神様を知る」と日々のテーマを掲げ、普段の日常生活では味わうことの出来ない3泊4日のキャンプを実施した。
8月1日のキャンプ初日。暑い日差しが照りつける中、どこか緊張した面持ちの参加者がぞくぞくとやってきた。境内休憩所で受付を済ませた後、その緊張感を吹き飛ばすように権現隊隊歌をみんなで元気よく歌った。ジュニアキャンプの参加者と共に本部広前で御祈念、御取次をいただき、教徒社2階で荷物のパッキング、開会式・隊編成・班編成を行った。お腹を満たした後、いざキャンプ場に出発。車に揺られること約2時間。着いた先は大自然に囲まれたキャンプ場。資材を自分たちでおろし、オリエンテーション。基本日課、キャンプの概要などの説明後、設営開始。班長・次長を中心に自分達で工夫しながら黙々と班サイトの設営を行った。その後、夕食を班で作った後、皆でキャンプ場のシャワーへ。設営を通して、自分自身をみつめることができたのではないだろうか。
8月2日のキャンプ2日目。少し肌寒いが目覚めのよい朝を迎えた。今日の活動は渓流釣り。食事と朝礼を終え、準備を整え、釣り堀へ出発。到着後、教育副長から、渓流釣りの注意事項、えさの付け方、ルアーの投げ方などしっかりと学んだ後、いざ渓流釣りスタート。「よっしゃー」と聞こえ、誰が釣ったのかと思えばまさかの最初は教育副長。それにみんなも負けるまいと餌をつけ沢へ。早々に釣れる子もいればなかなか釣れない子も。皆時間を忘れて渓流釣りを楽しんでいた。終わってみれば全員釣ることができ、30匹以上釣ることができた。釣った魚は自分たちで焼き、おいしくいただいた。夜は、Tシャツとキャンドル作り。Tシャツ作りでは次の日の活動に繋げられるように班それぞれ思い思いのものを作成していた。声を掛けあったりする様子が初日よりみられ、活動を通して班員のことをより知ることができたのではないだろうか。
8月3日のキャンプ3日目。今日は沢登り。昨日の夜の活動で作ったTシャツを着ていざ出発。到着後、沢登りの講義をしっかりと受けた後、腹ごしらえをし、沢登りのスタート地点へ出発。最初は冷たく感じた沢の冷たさにも慣れ、慎重に皆進んでいく。少し浅い所もあれば、150センチほど深い所、流れが急な場所などを協力しながら進んでいく。最後の難所に到着。流れが速く高さもある場所。一人一人命綱をつけたが自分の力で登っていき、皆怪我もなく登り切ることができ、どこかほっとしたような様子だった。
8月4日。キャンプ4日目の最終日。朝食をすませた後、すぐに撤営にとりかかる。それぞれ班でいかに早く、自分で考えて行動し声を掛け合いながら行っていた。予定よりも遅くはなったが無事に撤営を終えた。金光に到着後、キャンプ場では全く感じなかった身体にまとわりつくような暑さを感じ、いかに過ごしやすいキャンプ場であったかと改めて感じた。神様のお力添えで全てにおいてのお繰り合わせをいただき、無事に閉会式を迎えた。
今年のキャンプは、平成30年7月豪雨災害の影響でそれまで予定していた場所と内容と大きく異なり、様々な不安がありました。ですが、始まってみると、どの班も活動一つ一つに対しても、キャンプならではの生活に対しても真剣に楽しく向き合っていたと思います。一回りも二回りも成長したくましくなったみんなが、今回の経験と反省を来年の年代別キャンプにつなげていってほしいと願います。
(報告:庶務副長 木村仁美)