2019 ジュニアキャンプ 胎金寺野営場(ご霊地)

ジュニアキャンプ

活動動画

活動報告

参加者数:16名

奉仕者数:11名

2019年夏、日本では元号が『令和』となる初の少年少女全国大会が行われ、その一環として年代別キャンプキャンプが行われた。

 ジュニアキャンプ(以下、JC)は昨年同様、金光町にある胎金寺野営場にて班活動を基本日課として行い、その中に【チャレンジコーナー】での科目の履修を行い、先の年代での活躍を目的としての経験値の向上を目的としている。

 今年の全日程のテーマは『リーダーへの一歩』との願いの中、4日間に日々の目標があり3泊4日の活動を行った。

 今年は例年より梅雨明けが遅く、7月下旬に入り全国的に梅雨明けが発表された。全国大会の週を迎える頃には夏本番の扉が開き、少し遅れた蝉の鳴き声と共に霊地の境内には全国大会の彩が始まるころ、7月31日(水)に全国から願いの掛けられた中学生年代16名の参加者が集い受付の後、高校生の参加者と共に本部広前にて参拝・お届けから各年代での年代別キャンプがスタートした。

 本部教庁での個人携行品のチェック、規律訓練の後、徒歩で野営場まで30分をかけて向かうのであるが、午後になり例年同様の30度を超える気温の中、休憩をはさみながら野営場に到着した。開会式と隊編成、オリエンテーション、班会議を、2時間ほど行い、この時間になると隊員の中にも初めての場所・時間・人との中にある緊張感から出る疲れも見て取れる。時刻は夕方前、実際の活動が始まる。班サイトに設営が始まり自分たちだけの空間を形成しつつ、夕食準備と並行して行う。普段の便利な生活から真逆の野営生活は班での声かけ無くして活動は進まない。当然夕食時間にも差は出るのだが、それほど大きな差もなく夕食を完食し、1日目を終える。2日目の朝を迎え6時の起床の笛と同じくして炊事が始まる。

 ここでも野外活動の厳しさを実感して、暑さで寝苦しかったと、ほとんどの隊員が口にしていた。この日からチャレンジコーナーが始まり、ボルダリング・クラフト・カヌー・奉仕活動の4つの活動に胸を躍らせていた。毎晩の夜の活動として1日目は団欒の火にて班単位で参加の経験を発表したり、2日目は星空ナビゲーターとして野営場内でのポイントレクレーションを班対抗で行い、班の出せる力を結集し挑み、3日目はキャンプファイヤーにてスタッフと歌い踊り、各班スタンツでその場は最高潮。3日目になると班の良さを出しながら昼夜の活動に挑み続けた。

 最終日、2日目の朝とは違い野営活動に自ら心と体を向けた隊員に体調不良(寝不足)の傾向は見られず、慣れた炊事、班行動のスマートさなどさらにここからの良さが出る時、撤営、閉会式が始まる。

 各教会の先生方のお祈り添えを頂き、保護者の方が送り出して下さることで今年集まった参加者一人一人が最終日を迎え、皆で解散セレモニーをしていると、3日前の不安げな顔や緊張の面持ちとは別人のように、個人個人での努力が今のその子の顔に成長として出されたものなのだと確信する瞬間と出会った。力強く握手する子、丁寧にあいさつする子、一人一人が今年の年代別キャンプに足跡を残してくれた。

 近年の気温気候の問題など参加者の意見・感想をもとにスタッフは常に活動の改善を行っております。出来るだけ多くの参加がありますよう、よろしくお願いします。

(報告・長野真護)

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